2021.02.25

装置のこと

チューイーはインビザラインの必須アイテム

  • LINE

マウスピース矯正には欠かせない存在の一つ。チューイーとは、シリコン素材でつくられている補助器具です。3〜4㎝ほどの筒型の形をしており、フレーバー付きも登場しています。治療開始時から、全員に使用していただく必須アイテムです。

使用方・効果

主にアライナーの交換時・装着時に、チューイーを噛むことでアライナーの浮きを減らし、歯にフィットさせる効果があります。

インビザラインでは、通常1週間おきにアライナーを交換し、少しずつ歯を動かしていきます。アライナーの交換から3日間ぐらいは、(次に動かしたい形状となっているため)アライナーが浮いていることが多いです。この期間にきちんとフィットした状態を保つことが非常に重要です。

正しい噛み方

基本的には、しっかりはまっていない部分をメインに、左右対称にそれぞれ噛んでいきます。
ほとんどが前側の歯に使用するケースが多く、奥歯の使用に関しては奥歯を後ろに動かしているケースの時に使用します。

しかし、せっかくの後方移動を助けていると思いきや、チューイーを使用しすぎたり・強く噛みすぎることによって歯が下に沈むようにも働きかけてしまいます。(歯茎の中に押し込んでしまうイメージです)

ご自身で気づいておらず、噛む力が強い患者様もおられるため、チューイーの正しい噛み方と使用の理由もしっかり聞いておくと良いでしょう。

サボってしまうと、どうなるか?

では、チューイーの使用を毎度きちんとできていない場合、どういったことが起こってくるでしょうか?

✓ 歯が計画どおりに動かず
  アライナーに遅れをとる

✓ 治療期間が長引く

✓ アライナーの形が
  変形する場合がある
 (装着時に、自分で噛んで
  はめ込んでいる場合)

計画どおりに治療を進めるため、長い治療期間をさらに伸ばすことが無いように、チューイーの使用は徹底しましょう。

使用時間について

一般的に、下記のような使用を推奨されています。

✓ 一日10分間の使用

✓ アライナー交換時から
  3日間は20分間に伸ばす

✓ 装着時ごとに、チューイー
  を噛んではめ込む

どれぐらいの頻度、程度使用するのかは担当の歯科医師の見解やネットの情報では様々に言われています。使用すればするほどに、越したことはないため、どの方法がベストかを追求するより、できるだけ長く・毎日使用できる習慣をどうつけるか工夫をすることをお勧めします。

継続する工夫

インビザラインの患者様からは、色んな工夫を聞きます。工夫の方法をまとめてみました。

✓ アラームを設定し、
  毎日同じ時間に使用する

✓ アライナーケースに
  チューイーを入れておく

✓ 生活の中で常に見える場所に、
  チューイーを置いておく

✓ フレーバー付きチューイーで、
  変化を楽しむ

いかがでしょうか?毎日の積み重ねこそが、患者様にとっても最良な結果を生み出すことになることを信じてください。矯正治療は、ご自身の歯に興味を持ち、楽しみながら取り組めることが最大の継続する力となります。


歯のクリーニングや予防歯科の受診を定期的に受けることで、ご自身の歯への関心を高めましょう。健康的な歯を保つことは、生涯にわたって豊かな生活を今から確保する、立派な投資となります。定期検診に関しても、是非当院にてご相談ください。

記事監修者:歯科医師 庄野太一郎

徳島県、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野市歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。