2021.09.16

注意が必要な歯並び

ガタガタの歯並びについて

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歯科では、悪い歯並びのことを「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。不正咬合には様々な種類がありますが、今回はガタガタの歯並び(叢生)についてお話ししていきます。

なぜガタガタの歯並びになるの?

スペースが足りない

乳歯から永久歯に生え変わるときに、正しい位置に生えるためのスペースが足りない場合には歯が重なり合って生えることになります。

例えば、犬歯って「八重歯」になりやすいですよね?

それは、永久歯の中でも生えてくるのが遅くて生えるスペースが不足しているから「八重歯」と呼ばれる位置に生えてきてしまうのです。

歯並びのアーチが狭い

歯並びのアーチ(歯列)が狭い場合も歯が生えるスペースが不足してしまいます。理想の歯列は、ゆったりとしたUの字(馬蹄形)をしていますが、歯列が狭い方の場合はVの字のようなアーチになって窮屈な場所に歯が並ぶことになります。

他にも、歯が内側に倒れていると歯列は窮屈になってしまうので、そのような場合には、倒れている歯を起こすことでアーチを広げながら、歯が生えるスペースを確保していきます。

歯並びのアーチが狭くなるのはなぜ?

理由は「舌の位置」

飲み込むとき、舌を上あごに押し付けるようにしてゴックンと飲み込むのが正しい動きになります。

その舌の力で上あごは横に広がる刺激を受け、ゆったりとしたUの字の歯並びのアーチになります。(成長期に正しく飲み込めるのが重要なのはそのため)

しかし、舌の位置が下に落ちていたり、癖があると上あごにそのような刺激は伝わらず、歯並びのアーチが狭くなってしまいます。

舌の癖などについてはこちら>>

歯が大きい

歯が基準値よりも大きい場合にもスペースが足りなくなって、ガタガタの歯並びになってしまいます。そのように基準値を大きく超えるサイズの歯は、少し歯を削る「IPR」と呼ばれる処置を施して矯正治療を進めていきます。

IPRについて(おまけ!)

歯のサイズが大きい状態で、歯並びを整えた場合、一時的に前歯が出て「出っ歯」のような状態に。

それを避けながら歯を並べるためにも、基準値よりも大きな歯のサイズを整えるIPRをおこないます。

原因に合わせた治療を

このように悪い歯並びをつくってしまっている要素は様々です。矯正治療では、検査を行い、原因に合わせた治療方法で歯が正しい位置に並ぶように導いていきます。

インビザラインGOでのアプローチ

インビザラインGOでは、軽度のガタガタや、倒れたり捻じれている歯を治療することができます。念のため注意事項をお読みください。自分の歯がインビザラインGOで治るのか分からない・・・という方はお気軽にご相談くださいね!

記事監修者:歯科医師 庄野太一郎

徳島県、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野市歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。