2021.09.21

再矯正治療について

再矯正をマウスピースで

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再矯正とは、過去に矯正治療をして歯並びが揃ったにもかかわらず、後戻りをして元に戻ることや新たに不正状態が起こり、再び矯正治療を行うことを言います。

実は、後戻りとの戦いは、矯正後の大きな課題であります。実際に後戻りをしてしまった方も少なくありません。

どうして後戻りが起きるのか?

実は、歯は生涯ずっと同じ場所にとどまっていることは基本的にはありません。

かみ合わせ、唇や舌の癖によって年々歯並びは変化しています。

ですが、ほとんどの人が気づいていません。そのため、矯正で大幅に歯を移動させたものの、その後何もせずに放置をしていると元に戻ってしまいます。

リテーナー

後戻りしないために、歯が整った後も歯の居場所をしっかり固定するために、リテ―ナ―を使用し「保定期間」へ移行します。

この保定期間を、どうかあまくみないでください!

特に治療終了後直後は歯がもとに戻ろうとする働きが強くなっています。

「保定期間」の長さは、だいたい治療期間と同じぐらいの期間分です。一般的には、矯正後保定の期間が長くなればなるほど戻りにくくなるとされています。

リテーナーの種類

基本的には、マウスピース型の取り外しができる装置を使用することがほとんどです。

保定装置には他にも種類があり、歯の裏側に小さくて細いワイヤーを貼り付けて歯の移動を防ぐ固定式のリテーナーもあります。

そのように固定式のリテーナーを装着している場合には、そのワイヤーが外れてしまうと歯が移動してしまい後戻りの原因となりますので、外れたときや違和感を感じたら、すぐに担当の歯科医師にご相談ください。

親知らずや悪い癖は残っていない?

親知らずが横向きに倒れて残っていることで、歯並びを乱してしまう原因になっていたり、横向きやうつ伏せに寝たり、舌の癖やお口が開いてしまう癖がある場合にも後戻りの原因になってしまうことがあります。

親知らずの抜歯舌の癖の改善なども、後戻りや再矯正の予防につながります。

再矯正のリスクとは

歯列矯正って、何度もしていいものなのか。リスクはないのか?何をするにも、大切な歯だからこそ不安になりますよね。

矯正治療は、歯を動かしていく際人によって大小はありますが、歯の根っこは短くなっています。それを「歯根吸収」と言います。ただこれが全て悪いというわけではなく、これが悪く影響したときにリスクが発生します。それが、「歯周病にかかってしまった場合」


短くなった分、歯周病での影響下で歯が残される部分も短くなるため、最悪の場合ぐらついてくる可能性があるということです。
ただし、歯根吸収の状況についてはなかなか患者様にはわかりづらく、情報として入ってきづらいです。
こういった側面もあることだけ、頭に入れておきましょう。

再矯正、する?しない?

せっかく高額な治療費で治した歯を、再矯正となると非常に抵抗があると思います。
再矯正を考えてはいるものの、諦めてしまっているという声を聞くことは少なくありません。

再矯正する価値

それでも、再矯正をする価値は大いにあります。
直近で手に入れられる見た目の美しさはもとより、歯のメンテナンスのしやすさや噛み合わせがガチッと合っていることにより、生涯の健康維持にも直結します。

健康な自分の歯を何十年後も維持し、不自由なく好きなものを食べられることは、何にも変えられない豊かさと言えます。

歯科への意識が高まる

これまで意識の低かったことに対して、注意を払うことはなかなか難しいもの。特に、歯科に関しては、何か異変が起こった時に対応することが多いのではないでしょうか。

気づいた時には進行がかなり進んでいる患者様のケースが多い歯科治療。改めて自分の意志で再矯正すると、本当の意味での意識づけがされ、自然に自分の歯を守る行動をとる傾向が多いです。

自分でメンテナンスがしやすくなる

矯正をして歯の生え方が整頓されると、毎日の歯磨きによるメンテナンスが自分で簡単にできるようになります。
歯医者への定期検診は3ヶ月に1度が目安と言われています。それまでは毎日自分の歯は自分で守り、予防することが大切です。

なので、磨きやすい歯並びが「フロスのしやすさ」「歯ブラシがしっかり歯に当たりやすさ」を導いてくれます。

当院のおすすめ

再矯正の場合、インビザラインによる治療をおすすめしています。再矯正に踏み込めない方にとって

「また、あの長い治療期間を
 過ごしたくない」
「高い費用をまた支払わない
 といけない」
「今さら…」

などが代表的ではないでしょうか?
インビザラインは、そのお悩みを解決します。

おすすめする理由

✔ 治療費が比較的安い
✔ 目立たない
✔ 治療期間が短い

もちろん、全ての後戻りに対して適応するわけではありません。ですが、再矯正をしようか何年も迷われている方。まずはシミュレーションで、心から望む歯並びを見てみませんか?

当院では、無料シュミレーション、どういったアプローチをしながら動くかを確認できます。是非お気軽にご来院くださいませ。

記事監修者:歯科医師 庄野太一郎

徳島県出身、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。