2021.08.04

装置のこと

ルートコントロール用最適アタッチメント

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タッチメントは、歯の動きを補助する働きがあるというお話は前回しました。今回は、補助の役割によって様々なタイプを持つ、アタッチメントの種類を一つずつお話していきます。

ルートコントロール用最適アタッチメント

その名前から紐解いていきましょう

「ルート(歯の根っこ)をコントロールする、(その人にとって)最適なアタッチメント」

であり、歯の根っこを積極的に動かすことに特化したアタッチメントです。

1本の歯に2つのアタッチメント

満足度の高い治療結果を得るためには、正面から見た歯の根っこの角度と歯の並び方のコントロールが不可欠です。

ルートコントロール用最適アタッチメントでは、一本の歯の表面に2つのアタッチメントが対角につき、両側からの横に加わる力によってコントロールが可能となりました。

どんな動き方をするか?

元々マウスピースには、歯肉に近い側に付くアタッチメントの力が加わる方向が歯の根っこの移動の方向となるよう設計されています。

一方で、その対角に付くもう一つのアタッチメントが(動かしたい歯の根っこの動きとは)逆の方向に力が加わることにより、より積極的に歯の根っこ動きをコントロールができます。

想像できましたか?

つまり、この2つのアタッチメントが一本の歯に対し、お互いに逆方向に力を加えることにより回転力が生まれ、元々のアライナーの力によって歯肉に近い側のアタッチメントの動きに、より積極的な動きを生むことができています。

根をコントロールする理由

見えている部分だけが整えばいいのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。

実は矯正治療では、目に見えない「根っこの向き」を整える治療も行います。

もちろん、見える部分だけを整えることもできますが、根っこを正しい向きに整えることで、長期的に安定しやすい歯並びになるのです。

どんな歯並びに適している?

前歯に隙間がある歯
歯と歯の隙間がうまく埋まるため、いわゆるすきっ歯の改善に適しています。当院が扱うインビザラインGOでも、最適応症例といえます。

傾いて、埋まっているような歯
傾いて寝てしまっている歯を、起こして動かすことが可能。正常な位置に戻すことにより、プラークコントロールがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。

当院では、無料シュミレーションで、どういったアプローチをしながら動くかを確認できます。是非お気軽にご来院くださいませ。

記事監修者:歯科医師 庄野太一郎

徳島県、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野市歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。