- TOP >
- すきっ歯について
2021.12.09
注意が必要な歯並びすきっ歯について

不正咬合(悪い歯並び)の一つである「すきっ歯」。このすきっ歯、インビザラインGOが得意とするケースでもあるのです。今回は、すきっ歯についてご説明していきます。
すきっ歯になる原因は?

歯のサイズが小さい
歯科では基準値より小さい歯のことを「矮小歯(わいしょうし)」といいます。このように矮小歯がある場合、歯と歯の間に隙間ができてしまってすきっ歯になります。矮小歯とまでいかなくても、歯が小さい場合には隙間ができてしまうことがあります。
歯が足りない
歯の本数が生まれつき足りない場合、歯と歯の間に隙間ができることになります。このように生まれつき歯が足りないことを「先天性欠損歯(せんてんせいけっそんし)」といいます。また、歯は足りているのに骨や歯茎に埋まって生えてこない「埋伏歯(まいふくし)」がある場合にも、すきっ歯となることがあります。
癒合歯
歯と歯がくっついて、1本の歯になっている状態を「癒合歯(ゆごうし)」といいます。他の歯に比べて少し形も大きくなりますが、総本数としては不足することになります。癒合歯になっている場合にも、隙間ができる可能性があります。
噛み合わせ
下の前歯で上の歯を突き上げるようにかみ合わさっている場合、前歯に隙間が開いてしまうことがあります。前歯の噛み合わせによってすきっ歯がつくられていることがあるのです。
過剰歯がある
上の前歯の歯と歯と間に、余分な歯(過剰歯といいます)が埋まっている場合に、前歯の間に隙間ができてしまいます。過剰歯の向きによっては、抜歯をおこなう必要があります。
すきっ歯の問題点

見た目が悪い
当然、見た目の問題があります。どんなにお顔が整っていても、少し抜けた印象になってしまいます。また、すきっ歯は「隙間から運気やお金が逃げる」といわれることもあり、あまり良いイメージを持たれていません。
発音問題
隙間の量にもよりますが、隙間が大きいと会話の際に空気が抜けてしまい、発音にも影響が出てしまいます。発音の問題は、隙間だけに限らず、舌の癖などの問題も考えられますが、隙間を閉じることで発音しやすくなるケースもあります。
舌の癖に注意!
上記の他には、「舌の癖」が隙間をつくっていることがよくあります。舌は、上あごについているのが本来の正しい位置ですが、日常的に舌の位置が正しくなかったり(下の歯の裏に触ってるなど)、舌で歯を押してしまうような癖があると、舌の力で歯と歯の間に隙間ができてしまいます。
インビザラインGOですきっ歯改善
歯と歯の間の隙間を閉じる治療は、インビザラインGOが得意とする治療の一つです。こんなすきっ歯閉じるのかな?と気になっておられる方はぜひ一度当院までご相談ください!
インビザラインGOの得意な症例でもある
すきっ歯は、インビザラインGOで最も適した症例とも言えます。前歯のみに特化した矯正治療のため、
「ここの歯並びだけ、、」
「この隙間だけ治したい」
など、すきっ歯の症例のような「あと少し」の治療のゴールイメージがある方に適しています。
記事監修者:歯科医師 庄野太一郎
徳島県、昭和大学歯学部卒業。医療法人庄野市歯科診療所の理事長として、庄野歯科医院徳島院、庄野歯科医院北浜オフィスを開設。国際インプラント学会に所属し、インプラント治療の技術研鑽に努め、四国初のインプラントセーフティーマーク取得医院として認定。現在、関連書籍も出版。